こんな記事がありました。
“モバイルファースト”は“モバイル専用”ではない
https://u-site.jp/alertbox/mobile-first-not-mobile-only
昨今のモバイルファーストのムーブメントの煽りで、 デスクトップ向けサイトにデスクトップには不向きであるにもかかわらず、 ハンバーガーメニューや右隅にあるナビゲーションなど、 モバイル的UI要素を取り入れてしまっているサイトが多い、 というような内容でした。
上記の記事の中で最も納得したのはハンバーガーメニューです。 上記の記事の中で参考サイトとして紹介されていたサイトの中には 最も重要なグローバルナビゲーションを ハンバーガーメニューに押し込めていたものがいくつかありました。 これは確かにあり得ないと思います。
モバイルでは画面領域の制約の関係で あくまでやむを得ずハンバーガーメニューにしたのであって、 画面領域の広いデスクトップで わざわざハンバーガーメニューにする合理的な理由はないと思います。 さらに、この記事内にあるように 画面面積に対してハンバーガーアイコンが小さいので、 ユーザーはなかなか気づきにくい。
ただしです。 最も重要なグローバルナビゲーションより重要度が低い、 オプション的な機能やリンクであれば、 ハンバーガーメニュー的な非表示のナビゲーションも 十分にあり得るのではないかと個人的には思っています。
重要度が低いメニューを非表示のナビゲーションにまとめることで 重要度が高いナビゲーションがより際立つ効果が期待できるのではないでしょうか。 これは上記の記事の中にある「検索」も同様です。 「検索」がこのサイトのUX上、大きな意味を持つのであれば、 非表示の検索アイコンでまとめることに合理的な理由はありませんが、 「検索」が重要度が低い二次的な機能であり、 利用率が低いことをある程度許容できるのであれば、 非表示の検索アイコンでまとめることに合理的な理由があると思います。
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