ヘッダー部分だけでも、ざっと数えて20個以上あります。 非常に多機能なので致し方ない部分でもありますが、 初めてアプリを使う人は 選択肢が多すぎてどこからいじればいいのか迷ってしまうのではないでしょうか。 ちなみに、人間は最大7つ程度の選択肢しか認識できない、と言われていますね。
Photoshopは様々な職種の人たちが 使用するアプリです。 写真家、グラフィックデザイナー、Webデザイナー、UIデザイナー… 最近は3Dや動画にも対応し始めましたので、 さらに多くの職種の人たちがPhotoshopを使用しているのではないでしょうか。
問題に感じるのはまさにそこです。 様々な職種に平均的に対応した結果、 あまりに多機能で複雑すぎるUIになってしまった印象があります。
例えば、 写真家が写真を補正するのに3D機能や動画機能は必ずしも必要でしょうか。 UIデザイナーがUIをデザインするのに画像補正は必ずしも必要でしょうか。
要するにここで言いたいのは、 様々な職種を一つのアプリで網羅するのには無理があるということ。 必ずある職種の人にはこの機能はいらない、邪魔、ということが起こってしまうわけです。
以上、illustratorにも同じことが言えるかもしれませんが、 illustratorは比較的ターゲットが絞られていると思います。
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