デスクトップサイトにおけるグローバルナビゲーションの位置は ほぼほぼヘッダー部もしくはサイドで決まりきってしまっているように思います。 ユーザーの視線が集まりやすいという理由もありますが、 創成期から多くのサイトがヘッダー部もしくはサイドにグローバルナビゲーションを設置していたので、 それに合わせておけば、ユーザーが迷うことなくスムーズに操作できるようになることが一つの理由のようです。
でも、果たして本当にそうでしょうか。 少しだけひねくれ者の見方をしてみました。
サイドなら問題ないのですが、 ヘッダー部にグローバルナビゲーションを設置すると、 11インチなど大型タブレットの場合、指がヘッダーに届かないため、 グローバルナビゲーションを操作が非常に難しくなります。 11インチデバイスはぎりぎり、手に持って使えるくらいの重さ、大きさです。
このサイト(UIデザイン会社 | YOLX)ではグローバルナビゲーションをフッター部に設置していますが、 調査上、ヘッダー部に設置した場合と同レベルでユーザーは操作する可能性が高い、 という結果が出ています。 この点に関してはさらに詳しい調査が必要ではありますが。
ヘッダー部にグローバルナビゲーションを設置するというアイデアは おそらく歴史が古いもので、 必ずしも、スマートフォンやタブレットが普及した現代にも適応できるとは限らないと考えます。 その点の考察は必要かなと感じます。
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