以下は個人的に日常生活でイライラすることです。 人によって違いはあれど、 大体は誰でも共感できるものなのではないかと思います。
「ラーメン屋など行列に並ぶのが嫌。待てない。」 「改札を出ようと思ったらSUICAのチャージが足りてなくて出られない。」 「家が寒い。快適じゃない。」 「ビンのフタが開かない。」 「信号のタイミングが悪く、待たされる。やたら長い信号がある。」 「カラスが道を塞いでいて、怖くて通れない。」 「コンビニのサラダのドレッシングを買い忘れた。」 「スーパーでもらったレジ袋の口がピッタリくっついていて指を水で濡らさないと開けない。」
こうして見ると、これらには共通点があります。 少なくとも個人的にイライラすることは 「快適じゃない」や「意図した通りにできない」など 全て体験に関することだということです。
「ビンのフタが開かない。」 「スーパーでもらったレジ袋の口がピッタリくっついていて…」 「カラスが道を塞いでいて、怖くて通れない。」
これらは完全に「自分が意図した通りにできないイライラ」です。 自分の中では難なくビンのフタを空けているイメージができているのに 実際にはできないイライラ。 自己帰属感が欠落しているということですね。
突き詰めると、 全てのイライラはこの自己帰属感が欠落に起因しているのかもしれません。 「家が寒い。快適じゃない。」も 自分の中では「寒くない快適な家」をイメージしているのにそうでない現実があるというイライラです。
「ラーメン屋など行列に並ぶのが嫌。待てない。」 「信号のタイミングが悪く、待たされる。やたら長い信号がある。」
個人差はあれど人は長く待つのが苦手な生き物ですね。 上の2つに共通するのは 「自分の目的が達成されることはほぼ確実だが、長く待たなければならない」という苦しい状況です。
以上の「自分が意図した通りにできないイライラ」と「長く待たされるイライラ」は WebやアプリのUXやUIにそのまま適用可能なイライラですね。 ユーザーが自らイメージした通りに操作できないことはイライラの元になりますし、 ロードが遅くてなかなかコンテンツが表示されないこともイライラの元になるからです。
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