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プロトタイプ時代のデザイナーはコードとイメージの同期が必要

デザインカンプの時代のデザイナーは Photoshopなどの素晴らしいUIによって、 自分が今イメージしていることをほぼリアルタイムで、 目の前に表現することができました。

それに対して、プロトタイプ時代のデザイナーはどうでしょうか。 自分が今、イメージしていることを目の前に表現するためには コードを書かなければならないので、 自分がイメージしていることとそれを表現することの間には かなりのタイムラグが発生すると思われます。 (プロトタイピングツールなどを使用する場合はコード不要ですが。) このタイムラグをどうするかが大きなテーマになるのではないでしょうか。

とりあえず、最低限、コードを書けば頭に絵が浮かぶようにする。

このタイムラグをできるだけ少なくするために、 まず考えられるのは、CSSやjavascriptを書いたら、リアルタイムで頭に絵が浮かぶようにすること。 頭の中でリアルタイムプレビューするようなイメージ。 頭の中でリアルタイムプレビューすることができれば、 自分がイメージしていることとそれを表現することの間のタイムラグはほぼなくなるはずです。

頭に浮かんだイメージの断片をできるだけにメモに残す。

イメージというものは都合よく出したい時に出るとは限りません。 「なぜこんな場所で…」という時もあれば、 「いや、そんなにたくさんイメージ出されても手が追いつかないんだけど…」という時もあります。 そんな時はGoogle KeepやEvernote、OneNoteなどに ささっとメモしておくといいかもしれません。 ただし、この場合もメモに書かれた言葉の断片を見るだけで、 頭の中でリアルタイムプレビューできるようにしておく必要があると思います。

言葉を絵にリアルタイムプレビューする能力

これらを総合すると、プロトタイプ時代のデザイナーには 「言葉を絵にリアルタイムプレビューする能力」が必要なのかもしれません。 コードにしろ、メモの断片にせよ、要は言葉です。 デザイナーは何らかのイメージを可視化することが仕事ですから、 言葉を絵にスムーズに変換しなければいけない。 重要なのは言葉なのだと思います。

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