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コンテクスチュアリズム・インターフェースデザイン

Web/アプリのインターフェースデザインでは ともすれば、インターフェースによって起こる様々な現象は デバイスのモニターの中だけで起こる、と思われがち。 要するにデザインする上で、 最低限のユーザーセグメントとそれっぽいビジュアルデザインやインタラクションがあれば デザインは成立する、と思われがちだということです。

建築デザインの世界では「コンテクスチュアリズム」という考え方がある

でも、本当にそれでいいのでしょうか。 建築デザインの世界では「コンテクスチュアリズム」という考え方があるようですが、 個人的にもインターフェースデザインには コンテクスト(ここでは外部環境、シーンなど)が デザイン決定要因として必要なのではないかと考えたりしています。

インターフェースはモニターとにらめっこだけで成立するわけではない

例えば、Googleマップ。 Googleマップは机の上で使うより外出中にスマートフォンで検索することで 大きな意味を持つサービス。

だから、Googleマップには例えば、 以下のような環境、シーンがあり得るのではないかと。

・初めて行く場所 ・歩きながら(歩きスマホはダメだが) ・満員電車の中 ・車の中 ・暗い夜道 ・風の強い場所 etc

外部環境やシーンよってユーザーの操作感も向上

もちろん、これらは大まかに言えば ユーザーセグメントの中に含まれるのかもしれませんが、 外部環境やシーンをデザイン決定要因に入れると、 新たな発想が浮かびやすいし、 ユーザーの操作感も向上しやすいのではないかと考えています。

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