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Windows10 Creators Updateで「共有」が少し使いやすくなった

個人的にはWindows10の「共有」を 比較的頻繁に使います。 AndroidやiOSにもあるSNSなど他のアプリにシェアするやつですね。 その「共有」のUIがCreators Updateで 地味に改善されていました。

どこか変わったか。

アップデート前は右サイドにまるでハンバーガーメニューのようにスライドインするUIです。 ハンバーガーメニュー同様、「共有」以外の部分をクリックもしくはタップすると、 「共有」は閉じる仕様になっています。

アップデート後は、従来のハンバーガーメニュー風からポップアップウィンドウ風に変わりました。 このウィンドウはドラッグで自由に移動できますし、リサイズも可能。 「共有」以外の部分をクリックもしくはタップしても閉じることはありません。

どこが使いやすくなったのか。

マウス操作ではさほど劇的な変化を感じないかもしれません。 変化を大きく感じるのはタッチデバイスの場合ですね。 Windowsタッチデバイスは比較的大きなものが多いので、 「共有」の文字入力中に、誤って「共有」以外の部分に触れてしまい、「共有」が閉じてしまうという誤操作が頻発していたのです。 アップデート後は「共有」以外の部分に触れても閉じない仕様なので誤操作がなくなりました。 これはエクスペリエンス上、劇的な変化です。

右端に入力が固定されるのと自由に位置やサイズを変えられるのとでは快適性が全く違う。

アップデート前とアップデート後を比較すると、入力欄の面積自体はさほど違いがありません。 ただアップデート前は常に画面の右端に固定される形なので、少し窮屈な感じがします。 画面の右端はなかなか視線が向かいにくく、「入力欄を見る」ということ自体に行動負荷がかかるというのと、 位置やサイズを自分で自由に可変できないという自己帰属性の希薄さがその理由なのではないかと思っています。

アップデートによって位置やサイズを自分で自由に可変することができるようになったことで、 ユーザーは文字通り、自己帰属感という自由を手に入れたのだと思います。

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