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改めて感じた「デザインカンプ」の問題点

先日、いわゆる「HTMLコーディング作業」をしました。 昔ながらの「デザインカンプ」をスライスして HTMLに起こすという単純作業です。 その作業を通じて改めて感じた、 「デザインカンプ」の問題点を考えてみました。

ウィンドウサイズによる変化がデザイン検討されていない。

ウィンドウサイズによるレイアウトの変化は厳密に言えば何万通りくらいあるんじゃないかと思いますが、 Photoshopによるデザインカンプの場合だとそれがほぼ検討されていません。 ある特定のウィンドウサイズに決め打ちでデザインされてしまうことが多いです。 検討しきれないのでしょう。 プロトタイプでデザインすれば、そのような問題は回避されることは言うまでもありません。

マイクロインタラクションが十分に検討されていない。

静止画のjpgデザインでは、マイクロインタラクションなどの動きのデザインをすることはできません。 ほとんどの場合は、ドキュメントなどで指示書を書いたりするのではないでしょうか。 しかしながら、指示書とjpgだけでは実際にどんな動きになるかがわからないので、 デザインとしてはきわめて不十分です。 プロトタイプでデザインすれば、そのような問題は回避されることは言うまでもありませんね。

ファーストビューが十分に検討されていない。

Photoshopだけでデザインしていると、どうしても「絵として美しいか」に寄ってしまう。

ただ、インターフェースデザインは人が使う道具であって、どこまで行っても絵ではない。 どんなに美しくても、ファーストビュー内に適切な情報が収まるようにデザインしないと意味がないと思います。 ウィンドウサイズの可変によってファーストビューエリアの面積も可変しますから、 これもやはりPhotoshopではデザインしきれないものだと思います。

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