Windows8のモダンUI版IEでは アドレスバーは画面の下に設置されていました。
Windowsタブレットは最も小さくて8インチ、通常は10インチ11インチですから、 アドレスバーが画面の上に設置されていると指が届かないので 操作しづらいからだと思われます。
その後Windows10にアップグレードされ、 新しいEdgeブラウザが登場すると、 再びアドレスバーは画面上に戻されてしまいました。
おそらくWindows8時代のデスクトップユーザーからの猛烈な批判を受け、 デスクトップを意識して画面上に戻したのだと考えられます。 ただし、物理的に大きなタッチデバイスだと画面の上に指を届かせるのはちょっと難しいです。
ここで焦点になるのは 「デスクトップを優先するか、タッチデバイスを優先するか」です。
個人的に腑に落ちないのは、 デスクトップは基本マウスで操作するわけですから、 物理的に操作できないという現象は起こり得ない、 タッチデバイスはデバイスを手で持って指で操作する以上、 物理的に指が届かない、操作できないというリスクがあるにもかかわらず、 デスクトップを優先したことです。
タッチデバイスで操作するという観点から考えると Windows8の方が圧倒に操作しやすかったわけです。 今後のWindowsの動きに注目したいと思います。
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