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Twitter軽量版から学べること

Twitterが軽量版のTwitter Lite 主に発展途上国向けにリリースしたというニュースがありました。 これはなんとWebアプリですね。 Webよりもネイティブの方が動作が軽い的な定説がありましたから何とも驚きです。

データ利用量の軽減は個人的には斬新だった。

Twitterのブログによると、 「データ利用量を最小限にし、読み込み速度をアップさせ、不安定なネットワークでも利用しやすくし、 デバイス上の容量も1MB以下に抑えるように設計」と書いてあります。 この文章で個人的に勉強になる点はありますね。

特に「データ利用量を最低限に」という一節は正直あまり考えたことはなかった。 「どんなにデータが多くても知ったことではない」という気持ちがあったことは否定できない。 通信環境が充実した日本では、よほどのことがない限り、重い、遅いとは感じられませんからね。 しかも日本では基本的には通信料は定額なので、お金的にもあまり困ることがない。 でも、発展途上国などでは必ずしも通信料が定額ではないとか、そういう状況があるのかもしれません。 日本でもある一定のラインを超えたら通信速度制限みたいなことがあり、 あるサイトのせいで通信速度制限をくらったらそのサイトへの印象は悪くなりますよね。 そういう意味では日本でもデータ利用量の軽減は重要なテーマなのかもしれません。

コンプレクション・リダクションと軽量版は論理的にマッチしている。

Twitterブログの 「データ利用量を最小限にし、読み込み速度をアップさせ、不安定なネットワークでも利用しやすくし、 デバイス上の容量も1MB以下に抑えるように設計」という言葉を追求していくと、 少なくともビジュアル的には、必然的に コンプレクション・リダクションだったり、フラットデザインだったり、 コンテンツファーストだったり、という一連のデザイントレンドに帰結していきますね。 背景として論理的に理解できます。 「データ利用量を最小限にし、読み込み速度をアップさせ、不安定なネットワークでも利用しやすくし、 デバイス上の容量も1MB以下に抑える」には、極力不要なモノを削ぎ落とす必要がありますからね。 そう考えると、一連の「Liteブーム」は、今までのデザイントレンドとおおいに関係があるのでしょう。

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