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蚊のUXを考える

蚊はなぜ警告音を鳴らしてわざわざ人間に自らの居場所を教えてしまうのか。

蚊が耳元に飛んでくると聞こえてくる、 あの何とも言えない不快な音。 音だけ聞くと不快で気持ち悪いですが、 逆に言うと、あの音によって人は蚊が近くにいることを把握でき、 蚊を比較的高い確率で殺すことができるようになるのも事実です。 蚊視点で考えると、あの音を出すことで殺される確率が高まっているとも言える。

人間に対して「危険が迫っていますよ」ということを丁寧に教えてしまっている

人間界で言えば、あの音は出るタイミング的に車のクラクションと同じようなもので、 人間に対して「危険が迫っていますよ」ということを丁寧に教えてしまっていることになる。 蚊が本気で人間の血を吸い尽くしてやろうと思っているのであれば、 わざわざ警告音を鳴らす必要はないと思うわけです。

蚊は自ら、人間が蚊を殺しやすくするUXを提供している?

人間が狩りをする時は、獲物に存在が気づかれないようにじっと息を潜めているはずです。 わざわざ「これからあなたを狩りますよ」という警告音を鳴らしたりはしないはず。 警告音を鳴らしたら獲物は逃げてしまいますから。 にもかかわらず、蚊はそういうことをやっているわけです。 人間から見たら警告音によって対処がしやすくなるから悪い話ではないのですが。

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