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縦長サイトではユーザーのページ閲覧方法が他とは明らかに異なる

縦長サイトのトップページ、 特に「複数のセクションが、あるストーリーに則って縦に並べられていて、 さらに各セクションごとの詳細ページへ誘導するような構成になっている場合 (以下、ストーリーに基づいた縦長サイト)」、 ユーザーのページ閲覧の方法が 「トップページが下層ページへの単なるショートカット集になっているサイト」の場合とは 明らかに異なっていることがデータによってわかります。

「トップページが下層ページへの単なるショートカット集になっているサイト」の場合は、 トップページのショートカット集から好みのコンテンツを選択し、 下層ページに遷移してサイト内を回遊するような動きになると思いますが、 「ストーリーに基づいた縦長サイト」の場合は、 ストーリーに基づいて下層ページを閲覧し、 閲覧を終えたらトップページへ戻り、 再びストーリーに基づいて他の下層ページへ遷移する、というような ストーリーに基づいてトップページと下層ページを行ったり来たりする動きをする傾向が強いように思います。

なぜそんなことが起こるのか?

「ストーリーに基づいた縦長サイト」の場合は、 ユーザーはストーリーを読み、理解し、 ストーリーとの関係の中で、下層ページに遷移するわけです。 なので、下層ページを閲覧し終えたら、 再びストーリーの続きを読みたい、という欲求が生まれるのだと思われます。

ストーリーに基づいた縦長サイトのメリット

こうして見ると、 「ストーリーに基づいた縦長サイト」のメリットは 「ユーザーの動きをコントロールできること」にあるのかもしれません。 ストーリーを提示すると、 ユーザーは必然的にストーリーに基いた動きをすることになるからです。

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