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生産性の観点から、もはやPhotoshopの時代ではない理由

下記は、Photoshopによるデザインカンプ、HTMLプロトタイプそれぞれで検討できる項目を簡単に比較したものです。

Photoshopによるデザインカンプは、かける時間のわりには得られるものが少ない

Photoshopによるデザインカンプはビジュアルデザインに偏っていて、 幅広いデザイン検討ができないことがわかります。 つまり、これはどういうことかと言うと、 Photoshopによるデザインカンプ、HTMLプロトタイプそれぞれに同じ時間をかけた場合、 Photoshopによるデザインカンプによって得られる生産量が極端に少ない、 ということを意味していると思います。

例えば、それぞれに同じ1時間を使ったとします。 同じ1時間をかけても、 Photoshopによるデザインカンプで検討できるのは、どこまで行ってもビジュアルデザインの検討だけです。 かける時間のわりには得られるものが少ないということになると思います。 「かける時間のわりには得られるものが少ない」というものに対して多大なコストを使うことが戦略的にどうなのかということになると思います。

生産性の向上は開発側、クライアント双方にメリットがあるはず

デザインは個人の能力や気合いなど、どちらかというと精神論で語られがちですが、 デザイン制作プロセスを一つの生産システムとして捉え、 一つ一つを丁寧に見直すことで、生産性は飛躍的に向上すると思います。 生産性を向上させることで、開発側にはもちろんコストメリットがありますし、 生産性の向上によりデザイン検討などにより多くの時間を割くことが可能になり、質の向上も期待できるのではないでしょうか。

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